今日は未だに残る後遺症について書いて見ます。
後遺症は通常の方にも出来るだけ分かり易く書いてるつもりではありますが、起こった事がどういう風に健常者の方の認識と異なるかを記すのは難しさを常に感じる処です。
脳梗塞は脳の病気ですから発症しやすい、発症しにくい部位の違いはありますが、体のありとあらゆる部位で色々な症状が起こります。
私の場合は脳幹に近い処で発症していて、患部は小さいけど影響は結構出るというのがその説明です。
リハビリ病院2(名古屋)では、発症から3か月以上経て色々と出てきた症状も含めて殆ど主治医(脳外科)さんも分からず・・
・潜在的な脳梗塞の後遺症(何と麻痺側で無い左に関しても)と苦し紛れの説明
は後には
・精神病で起こった主訴(これがかなり生きた主張になり迷宮入り!!)
みたいな事に・・少々お粗末な感じですが殆どの看護師も精神病説を支持、ただ一部、冷静に捉えていると見ていた看護師もありましたので精神病だけではないと思いますが。
精神病とは良く言いますが突然体の機能が失われる事に冷静でいられるかと言えば平常心を少なからず失う方がある意味、正常と言う事はいうまでもありませんよね!
そんな症状のうち当初からあり今も残るものを紹介して考えてみたいと思います。
●傾眠傾向
ご高齢の方が良く昼間からうとうとする症状です。
私も少なからずその傾向にありましたが痴呆患者の症状?という自己分析?から始まり、この用語にたどり着きました。
この症状が出ると復職が出来ない恐れがありどうやって抑えたり、緩解させるか、真剣な悩みでした。
これは用語の解釈通りだと眠っているのではなく、
意識障害の一つで、声をかけると反応するそうですが、この状態を自覚していましたが、
まさしく、その通りの症状で自分の体感とピタリと合致します。
脳梗塞の後遺症でこの症状としては余り聞かないのですが・・
■自分はどんな症状
何しろ自分のブログの確認をしていても、朝から出たりもしますし、会社でもそれは起こります(会社にはその旨お断わりもしていますが健常者の範疇での解釈で齟齬も容易に起こるので注意は必要ですが)。
就労支援の利用当初は一時間弱でも同様の症状が出ました・・。
一方で脳の使用も急激に負担は増していて疲れやすい事もあり、朝の症状はこちら側ですが、会社での症状には両側(傾眠傾向と疲労脳)があるとも思えます。
■復職して約半年、改善したのかどうか
かなり適応力は回復もして、脳の集中力も増してきましたのでそういう意味では改善はしている筈ですが、どうにも定量化出来ない感じで、自信もないですね・・
既に脳の回復度合は週単位、月単位の回復から「年単位」と言われるステージになり、短期では良く判らない段階ですので復職後1年で見てみたいと思います。
身の回りに脳溢血の後遺症で多様な症状をお持ちの方が見えましたら、ちょっと思いだして頂くようにお願いします。
その症状は夕闇が迫らなくても起こります・・